適応障害から復帰した方の実体験が少なかったので、過去の整理も兼ねた備忘録。
私の事例が全てではないけれど、少しでも何かの役に立てば。
診断名は「適応障害」
メンタルクリニックでは「適応障害」と診断されました。
皇族の方がなったことで有名になった診断でもあります。
睡眠薬とごくごく弱い抗うつ剤を処方され、
合わせてカウンセリングの受診を勧められました。
幸い適応障害はストレス源から離れると、気持ち的に楽になることが多いそうです。
私もそうでした、家では寝続けてはいましたが、
休職して翌週からは週1の通院はできるようになりました。
カウンセリングって何するの?
カウンセリングは最初はとても緊張しました。
こんな状態で知らない人と話すことができるのか。
そもそも何を話すのか。変に思われないか。早く帰って寝たい。
そんなことしか考えてなかった気がします。
ただそこはカウンセラーもプロの方なので杞憂に終わりました。
最初のカウンセリングは1時間半程度だったと記憶しています。
カウンセラーの方は、本当に色々な話を聞いてくれます。
会社での辛かったことに始まり、自身の抱える悩みや過去の話、家族の話。
適応障害で仕事に悩んでいたのに、取り留めなく色々な話をしたことは覚えています。
2回目のカウンセリングでは、家族や過去の話をして泣いていました。
思った以上に家族や過去に捉われていて、
悩む根幹がこういう所から始まってたんだな、ということに気が付けました。
私の場合は最初に勤めた会社で罵倒の日々だったので、
仕事に対する自信のようなものを感じにくくなっていました。
ある程度の年月を過ごして、仕事に対する自信のようなものは持っていましたが、
新しい環境で全く仕事がわからず、過去の記憶がフラッシュバックしていました。
寝るための薬と心の回復のカウンセリング
カウンセリングは直接的な治療の効果はないと思っていました。
それでも色々な話をさせてもらえる環境は非常にありがたくて、
自分でも思ってもいなかったようなことが引っ掛かりになっていたりと、
自身を振り返るきっかけになり、自分には合っていました。
睡眠障害でうまく寝れなくなっていたので、
睡眠導入剤は大量にストックするようにしていました。
抗うつ剤は明確に効いていたのかわからない部分はありますが、
睡眠導入剤が手元にあるというには安心感に繋がっていました。
これがあれば途中で起きなくて済むと、気分的に楽になりました。
6年経って今は飲まなくなりましたが、
睡眠導入剤は復職してからも結構長くお世話になった薬です。
私は適応障害を経験して良かった、などとは思いません。
起こったことは必然で意味があるという前向きな人もいます。
経験したからこそ得られたものも確かにありますが、
「メンタル障害」は多くの人にとって経験する必要のないものだと思っています。